eclipse + Android SDK Manager + network + proxy
会社でproxy設定しているのになぜ接続できないんだ?と悩み続けてようやく分かった。
eclipseは、networkを手動設定するとき、SocketのproxyがないならSocketだけクリアしないとならぬらしい。Socketを優先して使おうとするけど、Socketで接続できなかったら諦めちゃうっていうのが原因。似たような現象が、Android SDK Managerで発生していたので、もしやと思いMacのNetworkにあるSocket proxyのチェックを外したら、見事、接続できるようになりました。いらない設定してたってことか…
proxyちゃんと設定してるのに、なんでうまくいかないんだ?と思っている人の助けになったらいいな。
おまえんとこのGoogle、検索結果ショボくね?
ん?
MacのSafariで電卓と単位変換 - ウェブ検索 ヘルプのリンク先が、私の環境だとちゃんと動かない。どうやら言語を英語などにしているとGoogleさんのドヤ顔が滑ってしまうらしい。なんだかショボい。というわけで、言語を「英語」にして検索した結果を見てみましょう。
※Googleの設定言語を日本語にしていると異なった表示になる可能性があります
環境: OSX 10.9, Safari 7.0.1(9537.73.9)
素直に検索結果を教えてくれます。
あれ?
お、おう…
仕方ないので
「100 USD to yen」で検索
英語で聞くと、2009年からのチャートもおまけにだしてくれます(「100 dollars to yen」でも結果は同じ)。
というわけで、安定のKeySearch - A Keyword Search Extension for Safariで、「https://www.google.com/search?q=@@@%20to%20yen」を登録。私は登録のキーワードをyとしてるので、これで思う存分「y 100USD」とか「y 100 DKK」とか「y 100 SEK」が出来るようになりました。
ちなみに…
言語を日本語にすると問題ないようですね。
でも、前々から思っていたのだけどチャートがなく変化が分からないので要らない子です。本当にありがとうございました。
結論
日本語の仕様が追いついていないような感じがするので、不都合がなければGoogleの設定言語は英語にしましょう。
ついでに
17インチが何センチか知りたくなったりするので、長さの単位変換も「https://www.google.com/search?q=@@@%20to%20cm」で登録。キーワードはlで登録したので、これで17インチは何センチだ? と思っても「l 17 inch」とすれば、cm単位限定で変換できます。
SafariのFlash周りとか
Terminal.appで環境変数の一覧が表示できるprintenvをやってみたら、$TMPDIRというものがあった。
echo $TMPDIRは、/var/folders/ls/******************************(任意の30文字)/T/
どうやらファイルを一時的に保存するところらしい。
ためしに、ブラウザでニコニコ動画のファイルを表示状態にしたら、
WebKitPlugin-******(任意の6文字)に、FlashTmp.******(任意の6文字)に保存されてた。
Flashの素材は入っていなかったので、そこらへんの仕組みは不明。
ここまで書いて2013/10/31にFlash Cache Saver - hetima.comが、Mavericksに対応したことを知る。
ためしにファイル名を見てみると完全に一致を確認。そういうことらしい。
余談: この変化は、Mavericksより前のMountain Lion、正確には10.8.4からあったような気がする。記憶だけで検証してません。devでSafari 6.1入れたのは後だったはず…
Safariのアドレスバーで日本の古本屋の古書検索
■検索方法変わった?
最近、日本の古本屋を使用する機会が減ったのだけど、久々に使ってみたら古書検索の結果が変わったらしく、アドレスバーで検索結果が入力できるようになってました。
■やりかた
まず、SafariのプラグインのKeySearchを入れます。ここらへんは、Mac Tips その8 〜Safari6 Extensions〜をみてください。追加したら新規で、日本の古本屋を登録します。
Keyword: k
Name: 日本の古本屋
URL: http://www.kosho.or.jp/book/keyword/@@@/1,100,1,0,0/
古書なので「k」で登録しました。
/@@@/の次の1はページ数、100は表示結果、1は書名(0は価格、2は著者、3は出版元、4は刊行年)、最後の0は昇順(1は降順)のようです。
この状態で、
k 石灰工場
とタイプすると…
検索結果が表示されます。
Google Chromeだったら、アドレスバーを右クリックして登録するところで、 http://www.kosho.or.jp/book/keyword/%s/1,100,1,0,0/ とすればいいだけ。ただし、Chromeの場合は、日本の古本屋では複数単語の際は「+」らしいので、空白ではなく「+」で入力しましょう。
おしまい
moclを購入したのでiOS用のサンプルを動かす手順をまとめてみた(Common Lisp)
moclについて
moclとは、iOSとAndroid(現在)を開発するためのCommon Lispの実装です。moclを利用することで、iOS, Androidのアプリの一部をCommon Lispで開発できるようになります。つい最近のECLM 2013で発表が行われました。Common LispはGUIが一昔前な印象を持っていたのでどんな感じなのかと思ったら、画面の表示周りはXcodeやAndroidだとeclipse (今だとAndroid Studio?) に任せてしまうようです。で、どうやらllvm/clangでコンパイルして、それをアプリで使ってビルドするらしい。ちなみに、Androidだとndkに渡します。REPLに関しては、#-mocl (declaim (declaration call-in 関数名)) というようにmocl専用のコードはそれ以外の環境で読み込まれないようにして、Common Lispのプログラミング箇所は普段使ってるCommon Lispの環境で試してね、というスタンスらしい。moclと似たようなものにGambit Schemeというものがあるみたいですが、Scheme界隈は全く知らないため詳細不明。moclって、MObile Common Lispっていうことだろうか。moclについての情報は、公開されたばかりで現在全くありませんが、今後、本家のWukixがヘルプを作ってくれたり、色々な情報がウェブで賑わったらいいなと思うので1つ増やしてみました。
唐突にサンプルプログラムを動かすまで
ECLIM 2013のPDFとかmoclを買ったときについてきたMANUAL.pdfとかを見たり、twitterでエラー書いてたらWukixの人がそれとなく教えてくれたりしたので、iOSでサンプルプログラムを動かすまでの手順を書きます。
Xcode: version 4.6.3, iOS: 6.1, mocl: 13.06
まず、moclを購入します。個人で$199。今が買いかはちょっと不明。個人的には、値段よりmoclのソースコードが見えない&ヘルプがない(分からない)ため、今後、そこらへんが充実してほしいという期待を込めてご祝儀的な感じで買っちゃいました。
ターミナルのターン
前提条件としてダウンロードして展開したmoclフォルダはホームディレクトリーにあります (*username*はユーザー名)。とりあえずデフォルトでやってみることに。
$ pwd
/Users/*username*
$ sudo install mocl/bin/mocl /usr/local/bin/mocl
$ mocl
Could not find .moclconfig.lisp in your home directory. Create now? (y or n) y
mocl root directory location? [/Users/*username*/mocl/]
ASDF registry location? mocl will search here for .ASD links [/Users/*username*/mocl/systems/]
/Users/*username*/.moclconfig.lisp created.
mocl 13.06 Copyright (C) 2013 Wukix, Inc. (http://wukix.com)
usage: mocl [options] <file>
or mocl repl [options]
target options:
--android <dir> Set target OS to Android. <dir> is an ADT (Android
Developer Tools) project directory for output
--ios <dir> Set target OS to iOS. <dir> is an Xcode project
directory for output
general options:
--help Print this help message
-O0 Disable optimization
-v, --verbose Verbose mode
--version Print mocl version
これで、$ mocl で真っ先に呼ばれる .moclconfig.lisp が作られます。
次に、サンプルをgithubから取得します。moclの中には mocl/example/contacts/app.lisp があったのですが、これだけではどうしようもないのでgithubからとってきます。とういか、これで何をやるのだろう…
$ pwd
/Users/*username*
$ git clone https://github.com/Wukix/mocl-example-lisp-contacts-ios.git
しかしながら、このサンプルもこれだけでは動きません。
これはエラーが出るのでやる意味ないです
$ mocl --ios /Users/*username*/mocl-example-lisp-contacts-ios/LispContacts/ /Users/*username*/mocl-example-lisp-contacts-ios/app.lisp
(app.lisp:2) Error in form (REQUIRE :VECTOMETRY)
-> Don't know how to REQUIRE :VECTOMETRY
というわけで、これからasdfのターン。asdfに詳しくないので作法としていいのかどうかは不明。
$ pwd
/Users/*username*
$ cd mocl/systems
$ git clone https://github.com/xach/vectometry.git
$ ln -s vectometry/vectometry.asd vectometry.asd
$ git clone https://github.com/xach/geometry.git
$ ln -s geometry/geometry.asd geometry.asd
$ git clone https://github.com/Wukix/vecto.git
$ ln -s vecto/vecto.asd vecto.asd
$ git clone https://github.com/xach/zpb-ttf.git
$ ln -s zpb-ttf/zpb-ttf.asd zpb-ttf.asd
$ git clone https://github.com/xach/zpng.git
$ ln -s zpng/zpng.asd zpng.asd
$ git clone https://github.com/xach/salza2.git
$ ln -s salza2/salza2.asd salza2.asd
$ git clone https://github.com/fjolliton/cl-vectors.git
$ ln -s cl-vectors/cl-vectors.asd cl-vectors.asd
$ ln -s cl-vectors/cl-paths.asd cl-paths.asd
$ ln -s cl-vectors/cl-aa.asd cl-aa.asd
ここまでやると、Warningsが20個くらいでるけど通りました。
$ mocl --ios /Users/*username*/mocl-example-lisp-contacts-ios/LispContacts/ /Users/*username*/mocl-example-lisp-contacts-ios/app.lisp
ここでは完全にmocl用でgit clone, ln -sの嵐ですが、asdfを普段のCommon Lispの環境で使っているなら、.moclconfig.lispのasdf-registryに追加してもいいんじゃないですかね(適当)
Xcodeのターン
次に、mocl-example-lisp-contacts-ios/LispContacts/LispContacts.xcodeproj を開きます。
すると、早速、エラーでお出迎え。
#include "mocl.h"が見つからないというわけです。
プロジェクト内に専用のmoclフォルダが作成されている(mocl-example-lisp-contacts-ios/LispContacts/LispContacts/mocl)のですが、Xcodeのプロジェクトには認識されていないので、位置的にRunの下にあるタブ(Show the project navigator)をクリックして、File > Add Files to "LispContacts"からファイルを追加します。
moclフォルダを選択します。
補足: moclのフォルダが表示される他に、libz.dylibが必要です。このサンプルにはありますが、自分でハローワールド的なものを作る場合は追加する必要があるようです。左のプロジェクト、targetsのアプリ名(LispContacts)、Build Phasesを順にクリック、Link Binary with Libraliesの[+]からlibz.dylibを選択して追加します。
iOS Simulatorのターン
待ちに待ったRunのお時間です。
こうなります。サンプルでは文字も画像にしているのか少し気になります。ちなみに、RetinaのiPhoneシミュレーターだと全然気になりませんでした。
Email欄が、選択候補で隠れちゃうなー(実機では未確認)
日本語は、
だめでした…(ここらへんはutf-8とかで何とかなる?) <--- 設定変えたら表示された
■2013.06.28 am2:22 追記
日本語を表示できるようにするために
というわけで、Wukixの人から再度twitterでお告げが。
@jiroukaja The example font 'DejaVuSans.ttf' cannot display the Japanese language. It works with 'Arial Unicode.ttf' pic.twitter.com/nPaCnFwejT
— Wukix (@Wukix) 2013, 6月 27
使用しているフォントのDejaVuSans.tffをArial Unicode.tffに変更するだけでいいらしい。テストなので /Library/fontsからArial Unicode.ttfをコピーしてlibz.dylibを追加した要領でファイルを追加します。
WuViewController.m 44行目
- NSString *fontpath = [appFolderPath stringByAppendingString:@"/DejaVuSans.ttf"];
+ NSString *fontpath = [appFolderPath stringByAppendingString:@"/Arial Unicode.ttf"];
あと、念のため、Product > Clean とシミュレーターのアプリも削除して入れ直しました。
やったね!
まとめ
moclのサンプルをiOSで動かす手順なため、#include "mocl.h"とか、AppDelegate.mファイルの - (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions内にcl_init();が必要とか、Objective-C内で呼び出すためには、(declaim (call-in 関数名))のように宣言する必要があるとかは飛ばしました。細かい箇所では何かしらトラップがありそうですが、Common Lispが使えるというだけでワクワクしますね。
MacVimでtagsを設定する話
Vimで&filetypeによってtagsを変えるには
set tags+=で言語別に作成した複数のctagsファイルを設定していたため、unite-tagで :Unite tag して言語関係なく全てが読み込まれてしまいどうしたものかと思ったら、
@jiroukaja setlocalでtagsオプションをセットする方法ではダメなのですか?
— Shougo(暗黒美夢王)さん (@ShougoMatsu) 2013年5月8日
と暗黒美夢王からお告げが。
こうすると、&filetypeがvimでは、./tags,tags,.vim/tags/vim.tags が、&filetypeがlispでは、./tags,tags,.vim/tags/lisp.tagsが、それぞれ適用されるようになるようです。基本的なことが分かっていなかったためにプラグインを無理矢理変えてしまおうという発想しか思い浮かばなかったので反省。