Mac Tips その3 〜OS X Lion不可視ファイル&フォルダの操作〜
■不可視ファイル&フォルダの表示
不可視ファイルを表示させるにはTerminal.appにて
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true
を行い、一度、Finderを再起動するために
killall Finder
でFinderを終了させます(変な設定をしていない限り再びFinderが立ちあがります)。
■不可視ファイル&フォルダの名前変更
困ったことに不可視ファイルはFinderでは名前が変えられません。
ファイル名を変えたいときは、
Terminal.appで
cd そのディレクトリ
(ファイルの場合)
mv .name .rename(フォルダの場合)
mv -R .folderName .folderRename
とする必要があります。mvは、moveの略ですが操作的にリネームでもあるわけです。mv自体は不可視ファイル&フォルダに限定されません。
■不可視ファイル&フォルダのコピー
- Finderで選択後 --> Cmd+c --> コピーしたい場所に移動 --> Cmd+v でもいいし、
- optionを押しながらコピー先までドラック でもいいし、
- Terminal.appで
cd そのディレクトリ
(ファイルの場合)
cp .name /コピー先/.name(フォルダの場合)
cp -R .folderName /コピー先/.folderName
でもいいです(nameを別名でも可)。
■不可視ファイル&フォルダのエイリアス
エイリアスを作りたくなるときがあります。たとえば、homeにある.vimフォルダを参照するエイリアスをDropboxに入れて同期させるとか。そういうときは、Cmd+Optionを押しながら行き先までドラックすればエイリアスが作成されます。ターミナルで、ln -s .folderName /コピー先/.folderNameでもできます。-sがない場合とかの違いは省略。
~おまけ~
■アプリケーションからファイルを開くときの不可視ファイル&フォルダの表示
アプリケーションからファイルを開くとき(Cmd+o)、不可視ファイル&フォルダは見えない状態になっています。そのときは、Cmd+Shift+.(ドット)とすると見えるようになります。