Mac Tips その9 〜Safari6 アドレスバー表示辞めました〜
■結論
色々試した結果、Safariはアドレスバーを含むツールバーの非表示
- View > Hide Toolbar (Option+Cmd+T)
- View > Hide Bookmarksbar (Shift+Cmd+B)
- View > Hide Tab bar (Shift+Cmd+T)
に至ったのですが、なぜそこに至ったかを書いてみたいと思います。
■発生した問題点
- Empty Pageで検索するとアドレスバーにカーソルのフォーカスが残る
これに尽きます。なぜこれが問題かというと、Mac Tips その6で取り上げたブラウザでの検索方法の設定で楽になってもまだ若干面倒くさいからです。
たとえば、「遅れてきた人によるメモ」をカーソルで選択して Shift+Cmd+.(ドット) で検索すると、Empty Pageに検索語句が渡されて検索されるらしく、そうなるとなぜかアドレスバーにカーソルのフォーカスが残ります。たとえば「1画面移動するSpaceバーがすぐ押せない!」ってことになりとても不便です。
※Shift+Cmd+.はMac Tips その6で設定したショートカットキー
私の場合、vimlike-onsafariを入れてjkjkしてるため、もっと切実だったりします。
■押してだめなら引いてみろ
最初は押して解決しようというわけで、アドレスバーにカーソルがあった場合、どうやってウインドウにカーソルを持っていくかを考えていたのですが、Tabキーでの移動だとウインドウ内にテキストボックスがあったらそこにカーソルが移ってしまってSpace押しても1画面移動とか、画面のリンク先になってない箇所をクリックしてアドレスバーのフォーカスを解除とか、筋の悪そうなものしかなかった。
押してだめだったので、気分転換でView(表示)欄をいじっていてアドレスバーを消すに至りました。
■ こんなんで大丈夫なの?
アドレスバーもツールバーもブックマークバーもタブバーも表示されていないSafariです。検索したいときやアドレスを入力したいときは、Cmd+Lでアドレスバーが表示されます。
しかし、ユーザーが Cmd+L をしない限りアドレスバーは表示されないため、
Shift+Cmd+. で検索してもアドレスバーにフォーカスがあたることはありません。
これで、Spaceでもjkjkでもすぐにできます。
やったね。
■余談: 非表示という考え方
最近は、携帯電話やiPadのような比較的画面が小さなものが普及して「本当に必要な表示情報とは何か?」が共通認識になり始めているかと思います。実際、私にとっては、アドレスバーを含むツールバーやブックマークバーは、志向の範囲外では非表示であっても構わないという結論に至ったわけです。表示したければ、Cmd+L, Option+Cmd+Tで表示できるし。常に表示するものこそ、真っ先にコストとして考えないといけないものだと思います。
Safariに関して分散してしまってるから1つにまとめてみようかな。