Mac Tips その12 〜アプリ毎のショートカットキーを設定する〜
Webページ、お前は何を言っているんだ?
※画像は茶番のための自作自演です
Macには、ユーザーがショートカットキーの割り当てを行う機能があります。たとえば、最近は減りましたがWebページを見ていて文字化けしているサイトがあったりすると、Safariの場合、[View] - [Text Encoding] - [Japanese (Shift JIS)]と選択することでエンコーディングをShift JISに変更できます。たいてい、euc-jpであるJapanese (EUC)かUTF-8にしたら文字化けが直るわけです。
ショートカットキーを設定してみよう
こういう問題は、日本語のWebページ特有の問題なので特別にショートカットキーがあるわけでもなく View 選んで Text Encoding 選んでというのは大変面倒なわけです。
というわけで、今回は、[Japanese (Shift JIS)]と[Japanese (EUC)]と[Unicode (UTF-8)]にショートカットキーをつけてみましょう。
やり方は簡単。環境設定画面でキーボードを選択して[Keyboard Shortcuts] - [Application Suports]にした後、[+]を押して、メニュータイトルに[Japanese (Shif JIS)], [Japanese (EUC)], [Unicode (UTF-8)]とそれぞれ入れてショートカットキーを設定するだけ。
([Safari] - [Services] - [Service Preferences...]からでも表示できます)
余談: Hide Reading Listがうっすらと見えますが、Show&Hide Reading Listは設定を一度設定を変更した後に設定を削除すると、Shift-Cmd-LではなくCmd-Lになってしまうため再設定する必要がありました…
設定が完了したら即反映するので見てみると…
無事、設定されていることが確認できます。
タイトルメニューの入力文字は、場所が深くても文字列さえあっていれば問題ないようです。ただし、アプリによっては階層が違うだけで完全に一致した文字列がある場合があり、そうなると意図していない方にショートカットキーが割り当てられたりします。そういうときは、「下手なメニュー名の設定をすな! 」とアプリ作成者を罵ってあげましょう。
使い方が広がります?
当たり前のことですが、ショートカットキーの設定は Safari に限ったことでなく他のアプリでも設定できます。他には、メニュー画面だけでなく印刷ページにある [Save as PDF...] にもショートカットキーが設定できたので、わりとどこでも設定できるようです(Applicationは、All Applicationsにしました)。
しかしながらメニューに存在していないもの、たとえば「Safariでも Ctrl-[ が、Escキーだったらなー」とかは設定できないので、諦めて KeyRemap4MacBook で設定してあげましょう。